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Reventure (PC)

タイトル画面  1年と1日目

■ 100種類のエンディングがあなたを待つ!
 初代『ドラゴンクエスト』(FC)は、マルチエンディングをいち早く導入した画期的なロールプレイングゲームでした。ラスボスの竜王に話しかけると、「もし わしの みかたになれば せかいの はんぶんを ○○○○に やろう。どうじゃ? わしの みかたに なるか?」と言って、プレイヤーを誘惑してきますよね。この「やるやる詐欺」にまんまと騙されてしまうと、画面が黒くなってフリーズ。「闇の世界」をもらう前に竜王に教えてもらった復活の呪文は、「レベル1、装備品なし、所持金0」から始まるゴミパスワードで、「ひでぇなw」と笑った記憶があります。

 今回レビューする『Reventure(レベンチャー)』は、こういった大量のバッドエンディングが存在する、ユニークなアクションアドベンチャーゲームです。エンディングの数は全部で100種類! バカバカしいものから薄笑いを浮かべてしまうものまで(要するにほとんどがギャグ)、小学三年生の男子が授業中に考えたような面白エンディングが多数用意してあります。

 このゲームの主人公は、『ゼルダの伝説』のリンクのような姿をしたティム(ドット絵はかなり粗いですがw)。魔王ダークロードにさらわれたプリンセスを救い出すことがティムに与えられた使命です。
 お城の兵士から話を聞くと、まずは西の山で「伝説の剣」を手に入れる必要があるとのこと。「まあ、武器がなければ冒険は始まらないよね」ということで、自宅から左方面にある西の山へ向かいます。

 西の山の洞窟には老人がいて、ティムに「伝説の剣」を渡そうと待っていました。これは初代『ゼルダの伝説』(FDS)のパロディでしょう。スタート時に「ヒトリデハキケンジャ コレヲ サズケヨウ」と言って剣をくれる老人を思い出します。
 剣を手に入れて、喜び勇んで飛び降りると、下にいた老人に剣先が当たり、彼を殺してしまいました(下右画面参照)。これが#1のエンディング「ティムは危険人物!」です。――おまけに財布を盗んでいるので、強盗殺人罪が成立しますね(笑)。

 こんな具合に、ティムのおふざけ行動によって、次々とバッドエンディングが発生します。何かを行うのではなく、何もしないことで発生するバッドエンディングもあります。まるでプレイヤーの発想力が試されているようです。
 バッドエンディングの状況によって、再スタートしたときにティムの姿が変化するのも面白いですね。たとえば針が全身に刺さって死ぬと、リスポーン時には体が穴だらけになっています(笑)。

伝説の剣  人殺しー

■ プリンセスの救出は通過点にすぎない
 ゲーム内でティムが獲得するアイテムには、「伝説の剣」の他に、「ショベル」、「フックショット」、「バクダン」、「ニワトリ」などがあり、それぞれ重量が設定されています。アイテムを取ることで行動範囲が広がり、今まで行けなかった場所に行けるようになりますが、ティムの体が重くなりジャンプ力が低下します。むやみに所持アイテムを増やしてしまうと、逆に行けなくなる場所が出てくるんですよ。

 『Reventure』には、必要アイテムを持った状態で目的の場所までどうやって行くか、というパズル要素が加味されています。最初はただのバカゲーに見えましたが、アクションの挙動を含めて意外と丁寧に作られているな、という印象を持ちました。
 アイテムの種類からピンと来ると思いますが、本作は基本的に『ゼルダの伝説』のパロディがちりばめられたゲームです。「ニワトリ」を担ぎ上げるとパラシュートになるというギミックは、まさに『ゼルダの伝説』そのもの。また『ゼルダの伝説』以外にも、有名ドット絵ゲーのパロディがたくさん仕込んであります。『ショベルナイト』を意識しているのか、「伝説の剣」の代わりに「ショベル」を持って行っても、兵士は城門を開けてくれました。

 ティムの目的はプリンセスを救い出すこと、と書きましたが、プリンセスを助けてお城に連れて帰るエンディングの通し番号は#51で、全シナリオの中間に位置します。
 実はプリンセスを救うエンディングもバッドエンディングの一つなのです。なぜバッドエンディングになるかというと、城に戻ったプリンセスは暴君になり、圧政を始めるからです(笑)。もう何が正解なのか分からないw

 100あるエンディングのうち、自力で到達できそうなものは70から80くらいでしょうか。救済措置としてエンディングのヒントが書かれた紙切れが所々に落ちていますが、書いてあることが抽象的すぎて、これを見ただけでは打開は難しいですね。時間を無駄にしたくない人は、攻略サイトか攻略動画を見るのが手っ取り早いでしょう。
 プレイした人全員に体験してほしいのが、100番目のエンディング。他の99通りのエンディングをすべて見ると、開かなかったとある扉が開いて最後のエンディング――トゥルーエンディングが始まります。開発スタッフはこのオチがやりたかったのねw 納得、納得、大満足。

 頑張ればファミコンでも実現できそうな、アイディア勝利の良ゲームだと思いました。ドット絵のレトロゲームが好きな人にオススメします。

怪しいプリンセス  ドラゴン

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[ 2020/09/05 22:00 ] ゲームレビュー Steam | TB(0) | CM(0)
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