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源平討魔伝 (FC)

タイトル画面
・機種ファミコン
・メーカーナムコ
・ジャンルテーブル
・発売日1988年10月21日
・価格4,900円



■ 何かの手違いでボードゲーム化
 本作はアーケードゲーム『源平討魔伝』をファミコンに移植した作品です。1987年7月に発売されたコナミの『月風魔伝』は、『源平討魔伝』の類似作品でありながらかなり出来が良く、本家ナムコの動向に関心が集まっていました。ゲームファンは“魔伝対決”の行方に注目していたのです。
 しかしナムコが発売したファミコン版『源平討魔伝』は、ゲームファンの期待を大きく裏切る内容でした。パッケージには「コンピュータボードゲーム」の文字が書かれていて、ジャンルを変更したアレンジ移植であることは一目で分かりました。「ナムコはコナミと同じ土俵で戦うことから逃げちゃったのね」と落胆したことを記憶しています。

 ボードゲーム自体は別に嫌いではないんですよ。子供の頃は友人たちと「おばけ屋敷ゲーム」で遊んでいましたからね。でもボードゲームはリアルな盤やカードがある実物だからこそ楽しいんです。一応、本作には日本地図やコマなどの付属品が同梱してありましたが、友人たちが集まったときにテレビ画面でボードゲームをやるかなぁ……普通はやらないよなぁ……。

 本作は1人のソロプレイと2~4人のマルチプレイが可能です。4人プレイの場合、1コンと2コンを交互に持ち替えながら遊ぶことになります。
 参加人数を決めたら、次は名前入力画面へ。『ドラゴンクエスト』のように、ひらがな4文字まで入力可能です。「よりとも」「よしつね」「べんけい」など、敵キャラとして登場する人物の名前は、一部が伏せ字になります。「よりとも」→「○○とも」、「よしつね」→「○○つね」、「べんけい」→「○゛○けい」といった具合です。

 面白いことに「げつふう」と入力すると、これも「○゛○ふう」と伏せ字になります(下右画面参照)。『ハリー・ポッター』の「名前を言ってはいけないあの人」扱いですか(笑)。
 『月風魔伝』が発売されたとき、ナムコの人は『月風魔伝』についてどう思ったのか、そのあたりの裏話が知りたいですね。「パクりやがって」と本気で怒ったのか、それとも「しょうがないなぁ」と苦笑したのか。

 俳優の織田裕二が芸人の山本高広にものまねをされてへそを曲げたように、真似されて怒る人っていますからね。ゲイ疑惑がある人のものまねで、タイソン・ゲイの世界陸上ネタはマズかったのかもw まあ、月風魔は景清さんに一言「真似していいですか?」と確かめるべきだったよね。(´・ω・`)

 ちなみに、敵キャラだけではなくて、卑猥な言葉も伏せ字になります。思いつく限りの卑猥語や差別語を入力してみたところ、「せ●くす」と「お●んこ」の2つが伏せ字になりました。3文字の「ま●こ」だとOKという謎基準です。RTA界隈で人気の名前「ほも」も大丈夫ですよ。

大凶      フィールド画面

■ ボードゲーム=「運ゲー」は当然の話だが…
 このボードゲームの最終目標は、相模の国の「鎌倉」にいる源頼朝を倒すことです。1人プレイの場合、プレイヤーは壇ノ浦周辺の国からスタートして、各地を回りながら鎌倉を目指します
 頼朝と対決する前に、各地に散らばった「三種の神器」(草薙剣・八尺瓊勾玉・八咫鏡)を集める必要がありますが、三種の神器を持つ城主がいる国は、毎回ランダムに変化します。ゲーム冒頭で三種の神器がある国が表示されるので、付属の地図に神器のチップを置いて、目的地を確認しながらプレイしましょう。この三種の神器の初期配置が、ゲームを攻略する上で非常に重要になります。

 敵キャラとの戦闘は、『ドラゴンクエスト』型のコマンドバトル方式になっています(下右画面参照)。直接攻撃の「たたかう」や呪文攻撃の「じゅもん」を選択して敵を攻撃し、敵の体力(ロウソクの数で表示)をゼロにすると勝利します。
 アクションゲームだったアーケード版『源平討魔伝』からの大きな仕様変更です。おそらくこのことを知った時点で、本作に対する興味をなくしてしまった人がいたと思います。完全に別ゲーですからね。

 戦闘終了後は経験値の「徳」と通貨の「銭」を獲得。徳は景清のステータスUPに、銭は景清の体力回復に使います。徳を貯めただけでは景清は強くならないので、神社でレベルアップすることを忘れずに。
 景清のステータスは「剣力」「妖力」「防御力」「機敏さ」の4種類があります。どのステータスを優先して伸ばしていくかは、プレイヤーの自由です。

 さて、ただ景清を強くして敵を倒していくゲームであるなら、普通のロールプレイングゲームと変わりません。このゲームは城主を倒して自分の領地を拡大していくシミュレーション要素もあります。
 問題なのは、敵側である頼朝も国を占領していくこと。景清が国から出入りすると頼朝の領地も拡大しています。運が悪ければ“通常の3倍”のスピードで頼朝が勢力を伸ばしてしまいます。

 頼朝に取られた領地の城主は闇強化され、序盤の段階の景清では到底勝つことができなくなります。もし三種の神器を持つ城主が強くなっていたら、最悪ゲームが詰んでしまう可能性もあり得ます。スムーズに三種の神器を集めて鎌倉に行くことができるか否かは、運次第というわけです。う~ん、とても厳しい。
 普通にプレイするとクリアまで数時間はかかるゲーム内容であるのに、セーブ機能やパスワード機能はなし。ユーザーに対する配慮も『月風魔伝』に負けてしまった作品でありました。

マップ画面      戦闘画面

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