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Undertale (PC)

タイトル画面      フラウィ

■ 公式日本語版のリリースを確認して、ケツイがみなぎった
 8月22日にPC版『Undertale(アンダーテイル)』の公式日本語版が公開されたのを記念して、レビュー記事を書いてみました。スタート画面の「設定」で日本語と英語を切り替えることができます。有志が作った非公式の日本語化パッチを使えば、英語が苦手でも問題なく遊べたわけですが、まあ、とにかくめでたいことです。

 『Undertale』はアメリカのゲーム開発者トビー・フォックス氏が個人で作り上げた傑作RPGです。『MOTHER』と『moon』と『ゆめにっき』と『東方』をブレンドして、焙煎して、ゆっくりと蒸らしながらお湯を注ぐと、あら不思議、世界中のゲームファンが絶賛するユニークなRPGになりました。Metacriticのメタスコアでは92点という高い評価を得ています。これじゃあ巨額の開発費を投じてやっと完成した某大作RPGの立場がないですね(あえて具体的なゲーム名は出しません)。ゲーム作りで最も重要なものは開発者の「センス」、これに尽きますよ。

 高度なメタフィクションで構成されたシナリオ、NPCとのウィットに富んだ会話、弾幕シューティングの要素を取り入れた斬新な戦闘システム、シーンに合った美しいBGMの数々(音楽を作曲したのもトビー氏です)……、本作の魅力を一言で語ることは難しいですが、RPGを愛するゲームファンなら、優しくて残酷な『Undertale』の世界にきっと引き込まれると思います。

 主人公の子供(男の子か女の子かはっきりしない姿で描かれています)は、イビト山にある穴からモンスターが封印された地下の世界に落ちてしまいます。主人公は邪悪な花フラウィに襲われますが、遺跡に住むトリエルというモンスターに助けられます。
 主人公の母親のように振る舞うトリエル。しかし主人公が遺跡から出ていこうとすると、トリエルは全力で主人公を引き留めます。はい、ここが序盤のターニングポイントですね。

 本作は大まかに言って3種類のエンディングが用意してあります。普通に敵キャラと戦闘してレベルを上げ、ラスボスのフォトショップ・フラウィ(実にキモい)と戦う「中立ルート(Nルート)」、敵キャラを一匹も倒さず、全NPCと友達になる「真の平和主義者ルート(TPルート)」、敵キャラと全NPCを虐殺する「殺戮ルート(Gルート)」の3つです。
 遺跡の外へ行くためには、扉の前から動かないトリエルをどうにかしなければなりません。優しいトリエルを殺してでも行くのか、それとも何とかしてトリエルを説得するのか、プレイヤーの選択によってその後の展開が大きく変わります。

トリエル      ナプスタブルーク

■ 「LOVE」と「EXP」の真の意味は?
 初見プレイでトリエルを殺してしまった、というプレイヤーは多いのではないでしょうか。実は私もその一人です。「攻撃を続けても、どうせ主要キャラのトリエルは死なないでしょ? 死ぬ前に何かイベントが発生するでしょ?」――そんな甘い考えは見事に打ち砕かれました。
 トリエルを殺したことを後悔して、戦闘前のセーブデータからやり直すと、フラウィから「ゲームをリセットしただろう?」的なことを言われます。嫌味なフラウィちゃんですね(笑)。

 フラウィは“プレイヤーが『Undertale』というゲームをプレイしていること”を前提に話をします。メタフィクションを追求したゲームは過去にも何作かありましたが、『Undertale』は徹底しています。フラウィはゲームを強制終了させたり、セーブデータを上書きしたりやりたい放題です。

 このゲームは一度Gルートのエンディングを見ると、TPルートのエンディングにも不吉な影響を及ぼすようになります。――「じゃあ、NルートとTPルートだけをクリアして、GルートはYouTubeの実況動画でいいか」と考えたそこのあなた、フラウィちゃんはすべてお見通しです。
 Gルートを進めていくと、フラウィはゲームを動画だけで済ませる動画勢を揶揄する発言をするのです。――「ただ結末を知りたがるゴミ共」とね。いやー、動画を見てプレイした気になっている人への強烈な皮肉ですよね。プレイヤーの行動をここまで予想しているとは参りました。

 トビー氏はNルート→TPルート→Gルートの順番でクリアすることを推奨しているようです。クリアまでの所有時間は5~6時間程度なので、ぜひ自力で3種類のエンディングを見てください。

 さて、壮大にネタバレした後でこんなことを言うのは恐縮ですが、私からの忠告です。

 絶対にネタバレを先に見ないように!

トリエル      サンズとパピルス

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[ 2017/08/27 22:00 ] ゲームレビュー Steam | TB(0) | CM(0)
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