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メタルギア ゴーストバベル (GBC)

タイトル画面 
・機種ゲームボーイカラー
・メーカーコナミ
・ジャンルアクション
・発売日2000年4月27日
・価格4,500円



■ ゲームボーイカラーの水準を遙かに超えた怪物ソフト
 海外からの熱い要望に答えて、『メタルギア』シリーズを携帯ゲーム化した作品です。副題の「ゴーストバベル」を略すと「GB=ゲームボーイ」となります。
 このゲームに関しては脱帽するしかありません。「コナミが本気を出せばこうなりますよ」と言わんばかりの傑作です。ゲームボーイカラーの範疇を超えて、独自にゲームボーイアドバンスの領域へと踏み込んでいます。
 ゲームボーイカラーの「ベスト3」に入る作品で、ジャンルをアクションに限定すると、間違いなくこの携帯ゲーム機の最高峰です。Jリーグ2部にスペインのバルセロナが混じっているようなもので、他の凡ゲームが霞んでしまうほどの技術が込められています。

 ストーリーはプレイステーションの『メタルギアソリッド』シリーズとは少し設定が異なり、別世界の(パラレルワールド的な)スネークの活躍を描いています。
 FOXHOUNDを除隊後、アラスカに移住していたスネークを、ロイ・キャンベル大佐が訪問してくる場面からゲームは始まります。映画『ランボー/怒りの脱出』や『コマンドー』の冒頭を思い出してニヤニヤしていましたが、ゲームボーイカラーとは思えない重厚なオープニングに自然と笑みが消えていきました。このゲームが尋常ではない作りになっていることを感じ、襟を正しました。

 キャンベル大佐は、新型「メタルギア」が輸送中にテロリストによって強奪されたことを告げます。第1作目で破壊したはずの最終破壊兵器メタルギアでしたが、情報を入手した米国陸軍によって秘密裏に開発が続けられていたのです(何たるアホなことを・・・)。
 奪われたメタルギアは、中央アフリカにある架空の小国「ジンドラ」に運び込まれ、政府軍とテロ解放戦線との内戦に使われようとしています。まさに核戦争勃発の危機です。
 奇しくもジンドラは、スネークが最初に潜入した武装要塞「アウターヘブン」があった場所。彼がメタルギア破壊の任務に適役であることは、彼自身がよく理解していました。

 小島秀夫氏はこのゲームの直接の監督ではありませんが、プロデューサーとして開発に参加されています。小島監督がファミコンの『メタルギア』でやりたかったことは何だったのか、その答えはこの『ゴーストバベル』の中にあります。ファミコン版ではカットされていた「メタルギア」も、大迫力の姿でラストに登場しますよ。

キャンベル大佐      潜るスネーク

■ 緻密なアクションとグラフィック表現は職人のなせる業
 ジンドラ解放戦線(通称ジレフ)の本拠地「ガルエード」まで3キロの地点に降り立ったスネーク。彼を動かしてみると、操作性の素晴らしさをすぐに体感できるでしょう。モーションが滑らかで細部まで生き生きとしています。スタートボタンで匍匐前進ができ、十字キーを壁方向に押すと背を壁に付けて張り付くことができます。ゲームボーイでは不可能とも思えるような繊細で機敏な動きを見せてくれます。

 スネークをサポートするのは、ロイ・キャンベル大佐のほかに、無線のエキスパートであるメイ・リン、現地の情勢に詳しいCIAのブライアン・マクブライド、オランダ人傭兵のロナルト・レンセンブリンク(ウィーゼル)と多彩な顔触れです。登場人物の複雑な人間関係は、ゲームを進めていくと次第に明らかになっていきます。
 さらに、潜入先で合流することになる米国特殊部隊「デルタフォース」の生き残りクリス・ジェンナーとのドラマも必見です。仲間の行動には何かしらの裏があると考えていいでしょう。
 挿入シーン、無線シーンには膨大なテキストが収録されています。小さなカートリッジにこれほどの情報量が入るとは驚きです。もちろん漢字が使われています。

 ゲームは「ストーリーモード」(難易度はEASY、NORMAL、HARD、VERY HARDの4つ)があり、その他に一度クリアしたステージをプレイできる「ステージセレクト」、全180種類の潜入ミニゲーム「VRトレーニング」、2人通信対戦で遊べる「VSバトル」とこれまた多種多様な内容です。本編のマップも広大で、携帯ゲームとしては破格の品質にまで高められています。

 いろいろとこのゲームの長所を列挙してきましたが、唯一の問題点は「現在では入手が困難」ということでしょうか。二世代前の携帯ゲームなので、中古店でもほとんど見かけませんね・・・・。
 DSかPSPでリメイクされることを期待するしかありませんが、リメイクだとこのゲームの凄さがうまく伝わらないのが悔しいところです。

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