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信長の野望 烈風伝 with PK (PS)

タイトル画面
・機種プレイステーション
・メーカーコーエー
・ジャンルシミュレーション
・発売日2000年4月6日
・価格9,800円



■ 歴史ゲームファンが求める全てがここに。
 『信長の野望』シリーズのなかで根強い人気がある、シリーズ第8作目の『烈風伝』。本作はPCソフト『信長の野望 烈風伝 with PK』をプレイステーションに移植した作品です。無印版『烈風伝』も1999年9月にプレステに移植されています。
 『信長の野望』シリーズは、with PK版(完全版)が発売されてしまうと、先に発売された無印版(初期版)は価値を失ってしまいます。一部のゲームコレクター以外の人間にとって、無印版のディスクは無用の長物、ジャンク品、カラスよけ。コーエーは無印版を買ってくれるユーザーに対して何か特典を与えるべきではないでしょうか。

 『烈風伝』は前作『将星録』のシステムを受け継ぎ、日本列島の全体マップを開拓していく「箱庭内政」を採用しています。本城を中心とした5×5マスの支配地域(支城の支配地域は3×3マス)に施設を建設することで国力をアップさせます。システム的には歴史ゲーム『Civilization(シヴィライゼーション)』シリーズとよく似ていますね。
 水田を設置すると兵糧が、町を設置すると金銭が、村を設置すると兵士が自動的に増える仕組みです。旧作の『武将風雲録』や『天翔記』の内政は、表の数値を上げていくだけの味気ないものでしたから、自分の国が豊かになっていくのを視覚的に実感できるのは大きな進化です。

 城の近くに河川があるなら、堤防を建設して「治水」を行うことが重要です。洪水が発生しにくくなるうえに、水田を設置できる範囲が広がります。
 また、スムーズな進軍をサポートする「道造」も重要な仕事です。『烈風伝』の面白さは本城と支城をつなぐ街道を整備し、日本に一大交通網を作ることと言っても過言ではないです。必要性がないのに四国をぐるりと一周する道路を作ってみたり、費用対効果が悪いのに紀伊半島太平洋岸ルートの道路を作ってみたり、まさに道路族議員の野望を叶えてくれるゲームです。道路がつながると妙に嬉しい。高速道路が開通した宮崎県の人もこういう気持ちになったのかしら。

 PC版とPS版の違いで気になる点は、やはり国数や大名数の削減でしょうか。PS版は全体マップが縮小されていて、姉小路家(三木家)などの弱小大名はPC版でしかプレイできません。悲しいなぁ。
 全体マップが縮小された影響で、支城を新たに建設する意義が薄くなっているのもPS版の欠点ですね。PS版はPC版の「簡略版」と言えますが、ゲームの展開が早くなっているという利点もあると思います。

 1570年9月開始の「諸王の戦い」のシナリオはPS版で追加されたオリジナル要素。日本の古武将や海外の有名武将たちが日本列島に集結した、抱腹絶倒の架空シナリオを堪能できます。これがPS版『烈風伝』の最大のセールスポイントです。

大名選択画面      戦略画面

■ 関東勢百万と候え、男はひとりもなく候
 今年のNHK大河ドラマ『真田丸』は、戦国時代に生きた真田一族の活躍を描いています。厳しい戦国時代のクールさと、脚本家・三谷幸喜の持ち味であるコミカルさが合わさって評価は上々のようですね。TVドラマはほとんど見ることはないのですが、ストーリー終盤の「大坂夏の陣」あたりはぜひ視聴したいと思っています。

 『烈風伝』でゲーム開始直後から真田家プレイをしたいなら、シナリオは1582年3月開始の「本能寺の変」、1583年4月開始の「賤ヶ岳合戦」、1584年3月開始の「小牧長久手」のどれかを選ぶことになります。真田家の本拠地は千曲川沿いにある海津城(松代城)。史実ではそこから南にあった上田城が真田家の居城ですね。
 真田家の北信濃の領地は、武田家、上杉家、織田家(豊臣家)、北条家といった有力大名に包囲されていて、実に危うい、いやゲームとしてはとても面白い状況です。

 元主君の武田家を攻めて有能な家臣団をゲットするのもよし、強大な織田家(豊臣家)と真っ向勝負に出るのもよし、後顧の憂いを断つために上杉家の領地を削り取るのもよし、選択肢が多いだけにワクワクしてしまいます。「表裏比興の者」と称せられた真田昌幸も、こうした状況を心の中では楽しんでいたかもしれません。真田昌幸の息子である信之(信幸)と幸村(信繁)の二人は非常に優秀な能力を持っているので、どんな戦略も可能です。

 とはいえ、『烈風伝』において一人の武将が率いることができる兵士数は最大で1000。息子二人の勲功を上げても、真田親子三人で最大3000の兵士しか動かせません。武将の数が国力に直結する『信長の野望』シリーズならではの悩みです。
 もし、武将の数が足りないと感じるなら、年明けにランダムで発生する「姫武将イベント」に期待するという手もあります。真田昌幸の娘なら、きっと高い能力を持って生まれてくることでしょう。

 「大坂夏の陣」で徳川家康をあと一歩のところまで追い詰めた真田幸村。本作では戦闘(攻撃力)97、采配(防御力)98という鬼神のような能力値になっています。しかし実際の幸村の身長は150cmくらい、1hyde未満の小柄な武将だったようです。
 戦国時代の日本男性の平均身長が現在よりも10cmほど低いことを考慮しても小男の部類ですね。大坂城に入ったときは見た目がパッとしない年老いた姿だったため、淀殿から信用されていなかったとか。悲しいなぁ。

 ゲーム上の顔グラフィックを見る限りでは、イメージどおりの、若々しい鬼武者のような面構えをしていますけどね……

真田幸村      攻城戦

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