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ウィザードリィ外伝III ~闇の聖典~ (GB)

タイトル画面
・機種ゲームボーイ
・メーカーアスキー
・ジャンルロールプレイング
・発売日1993年9月25日
・価格5,000円



■ さらなる進化を遂げた外伝シリーズ第3弾!
 前作『ウィザードリィ外伝II』の発売から1年も経たないうちに発売された、外伝シリーズ第3弾の『ウィザードリィ外伝III ~闇の聖典~』。『外伝II』のシステムデータを流用した手抜き作品かな?と思いきや、ROM容量を前作の2倍に増やして、内容の充実を図っています。ゲームボーイソフトとしては破格の内容を誇るロールプレイングゲームです。
 本家『Wizardry』シリーズの『Wizardry 6 - Bane of the Cosmic Forge』(1990年)に登場した新種族・新職業を追加し、さらに外伝シリーズ初となる「屋外ダンジョン」を取り入れた結果、やり応え十分な作品に仕上がりました。

 新種族はフェアリー、ドラコン、ラウルフ、ムーク、リズマンの5つ。新職業はアルケミスト(錬金術師)、バード(吟遊詩人)、レインジャー(弓使い)、バルキリー(女性専用ロード)の4つです。
 「あれあれ? ラウルフ(犬人間)はいるのに、フェルパー(猫人間)はいないの?」と疑問を持った人が多かったと思いますが、そうなんですよ、2倍のROMでも容量が足りなかったのか、『Wizardry 6』に登場した新種族のうち、フェルパーだけが外されています。猫派のプレイヤーは大いに落胆したのではないでしょうか。犬と猫は必ずセットにしないとダメですよね。

 職業にレインジャー(弓使い)が追加されたことで、“エルフの弓使い”という『指輪物語』に登場したレゴラスのイメージ通りのキャラクターを作れるようになりました。つまり『指輪物語』のパーティ構成を再現することが、本作で可能になったわけです。スクリーンショットのように、「旅の仲間」のメンバーで『外伝III』の世界を冒険すると楽しいと思いますよ。
 ただ、エルフとレインジャーの組み合わせはあまり強くないため、もし活躍させたいと思うならば、僧侶と魔法使いの呪文を先に覚えさせてから転職した方が良いでしょう。

 新職業のアルケミストが覚える呪文は、攻撃力の面では魔法使いの呪文に見劣りしますが、パーティの総合力を底上げするものが多いです。なお、アルケミストの呪文はレインジャー(LV4から)と忍者(LV10から)も習得します。
 残念ながら、新職業のなかに魚屋はありません。僧侶呪文を使えて、魚もさばけるロードを作ろうとしても無理なので、あしからず。(四コマ漫画『はまり道』のネタより)

門前払い      ダリア

■ アガン・ウコーツとは何者なのか
 『外伝III』の舞台である城塞都市「ダリア」は、滅亡したリルガミン王国があった場所に建設された都市です。建設を命じたアガン・ウコーツ王は、過去にリルガミン王国を禁断の魔族召喚の技によって滅ぼした張本人。何者かに殺された恋人のダリアを生き返らせようとした末の暴走でした。自分自身の若さゆえの過ちを新都市建設によって購おうとしたのです。

 アガン・ウコーツ(Agan Ukot)とは、本作のプロデューサー徳永剛氏の苗字のアナグラムです。WIZファンからは「勝手にリルガミン王国を滅ぼして、その廃墟の上に自分の王国を建設する物語を書くとはけしからん」と批判されました。
 ゲームの中で「リルガミン」とは明記していませんが、どう見ても滅亡したのはリルガミンです。本当にありがとうございました。リルガミン王国ではなく、リルミガン王国とでもしていれば、WIZファンの反発は少なかった・・・・・・可能性はあると思います。

 ストーリーを進めると、プレイヤーのパーティはアガン王と戦うことになります。戦闘に勝利した後、アガン王の死体の取り扱い方によって、グッドエンディングとバッドエンディングにストーリーが分岐します。
 グッドエンディングだと、アガン王が復活し、裏ダンジョンの「ドラゴンの洞窟」の場所を教えてくれます。バッドエンディングだと、アガン王の肉体が消滅してしまいますが、こちらのルートを選択しても「ドラゴンの洞窟」へは行くことができます。不埒なアガン王を生かすか殺すかはプレイヤー次第です。

 エンディング後のお楽しみである「ドラゴンの洞窟」に入ると、表ダンジョンとは様子が一変します。HPが300~500もあるドラゴン系の兇悪モンスターが大量に出現し、プレイヤーのパーティを数の暴力で押し潰してきます。攻撃魔法はほぼ無効、物理攻撃で殺るか殺られるかの「男の世界」が開幕します。
 ゲームバランス崩壊気味の「ドラゴンの洞窟」は、その後『外伝IV』、そして『ディンギル』へと引き継がれました。これ以降の派生作品の物理偏重を招いた元凶がこの『外伝III』であることを考えると、評価が割れる作品かもしれませんね。

ミイラ      中ボス戦

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