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ドンキーコングJR. (FC)

タイトル画面
・機種ファミコン
・メーカー任天堂
・ジャンルアクション
・発売日1983年7月15日
・価格4,500円



■ 父をたずねて三千里
 アクションゲーム『ドンキーコングJR.』は、初代『ドンキーコング』の続編です。1982年にアーケード版が発売され、ファミコン版は1983年7月に発売された家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」のロンチタイトルになりました。
 主人公はドンキーコングの息子であるドンキーコングJr.(以下「ジュニア」)。マリオによって檻に入れられてしまった父親を救出するという内容です。ステージ2がカットされてしまったファミコン版『ドンキーコング』とは異なり、本作はアーケード版の全4ステージをすべて再現しています。

 特撮映画『キングコング』にも、息子のゴリラが出てくる続編『コングの息子』(邦題『コングの復讐』)が作られていました。キングコングを捕まえた髑髏島に再び赴いたら、リトルコングに遭遇した、そんなハートフルなストーリーの映画です。
 内容的に2つの作品には関連性はありませんが、コングの息子が登場する点は共通しています。表向き『ドンキーコング』の元ネタは『キングコング』ではないことになっていますけど、ま、多少はね?

 本作は任天堂の看板キャラであるマリオが「悪役」になっているため、「マリオの黒歴史」と言われているゲームです。しかし本当にマリオは悪役なのでしょうか?
 そもそもドンキーコングはマリオの「ペット」という設定です。マリオがレディと交際を始めたため、嫉妬したドンキーコングがレディにちょっかいを出したのです。「ドンキーコング事件」以前は、マリオとドンキーは並々ならぬ関係にあったことがうかがえます。

 飼っていたペットが逃げ出して人間の女性に危害を加えたから、捕まえて檻に入れた――これは飼い主として当然の行動ではないでしょうか。マリオはドンキーコングが殺処分されないように庇っているようにも見えますね。
 ただ、マリオ善人説を唱えると、ステージの順番がおかしなことになります。ステージ1とステージ2は、たぶんドンキーを一時的に隔離しておくための動物園か植物園。ステージ3で電気柵がある厳重な施設に移して、さらに堅固な檻に入れたのがステージ4・・・・・・、ん?ジュニアはどこからやって来た?

 やはりこのゲームは、マリオが南の島でドンキーを捕まえて、見せ物にするために町まで運んだら、ジュニアが跡を追ってきた、と考えるのが自然なんですよね(アーケード版には、ステージ2終了後にヘリでドンキーを運ぶシーンがあります)。
 時系列を『ドンキーコング』→『ドンキーコングJR.』とするから無理が生じるわけで、本作はマリオとドンキーのキャラクターを使ったパラレルワールドの物語と捉えるのが妥当でしょう。

ステージ1      ステージ2

■ ジュニアはどこへ消えた?
 旧ドンキーコング(クランキーコング)の息子が本作のジュニア、そして孫が現ドンキーコングであることは、任天堂の公式見解として確定しています。
 しかし、本作のジュニアが現ドンキーコングの父親であるかは定かではありません。三段論法が成立しているように見えて、実はジュニアと現ドンキーが親子であるという推論には飛躍があるのです。

 ジュニアがこの後に登場した主な作品は『スーパーマリオカート』(SFC)と『マリオテニス64』(N64)。『スーパーマリオカート』に出演したジュニアは、本作のジュニアと同一人物のようですが、『マリオテニス64』においては、奇妙なことに幼い頃の姿に戻っています。
 同じく『マリオテニス64』に出演した現ドンキーと見比べてみると、年の差が逆転したかのような珍現象が見られます。これは、つまりどういうことだってばよ?

 仮に旧ドンキーの子供は一人ではない、と考えたらどうでしょうか。ゴリラは一夫多妻制ですから、複数の子供がいても不思議ではないですよね。現ドンキーの父親は、本作のジュニアとは別人、もとい別ゴリラである可能性が出てきました。旧ドンキーの娘が生んだ子供が現ドンキーということも十分あり得ます。

 『マリオテニス64』のジュニアは、現ドンキーの父親でないとしたら、旧ドンキーの息子、つまり現ドンキーから見て年下の叔父かもしれないし、ジュニアの兄弟の息子、つまり現ドンキーの従弟かもしれません。ジュニアの存在にはある種の「モヤモヤ感」がつきまといます。

 現ドンキーの父親とみなされているジュニアは、『スーパーマリオカート』以降公の場に姿を見せたことがない。旧ドンキーは息子ではなく孫にドンキーコングの名前を継がせた。これらはすべて、任天堂の社長であった山内溥の実父・山内鹿之丞が失踪した事件を暗喩していることは言うまでもありません。
 父親不在という難局を乗り越え、任天堂帝国を築き上げた山内氏の英姿を、現ドンキーに投影していることは明白です。臥薪嘗胆の気持ちを片時も忘れない任天堂、恐るべし・・・!

 ジャングルにバナナを取りに行ったまま戻らなかったジュニア。失望の淵に沈んだクランキーコング。しかし彼の腕の中には生まれたばかりの初孫、二代目のドンキーコングが――。
 コングファミリーの歴史には、こうした悲話が隠されているのです(大ウソ)。

ステージ3      ステージ4

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