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サイレントヒル シャッタードメモリーズ (Wii)

タイトル画面
・機種Wii
・メーカーコナミ
・ジャンルアドベンチャー
・発売日2010年3月25日
・価格5,800円



■ 吹雪、吹雪、氷の世界~♪
 ホラーアドベンチャー『サイレントヒル シャッタードメモリーズ』(Wii)は、シリーズ第1作目『サイレントヒル』(PS)を再構築したリメイク作品です。物語の導入部分は元の作品と同じですが、それ以降のストーリーは完全に別物です。
 自動車事故の後、意識を取り戻したハリー・メイソン。しかし車に乗っていた娘シェリルの姿が見あたりません。車外は雪に埋もれたサイレントヒルの街。こんな吹雪の寒い夜に、7歳の娘はどこに消えてしまったのか・・・・・・。このパパを置き去りにして・・・・・・

 Wii版の『シャッタードメモリーズ』は、Wiiリモコンを懐中電灯に見立てるというアイディアが核にあり、それに肉付けしたゲームだと思います。主人公のハリーは懐中電灯を照らした方向を向き、Wiiヌンチャクのアナログスティックを倒すことで移動します。
 Wiiリモコン=懐中電灯の手法は、『零 〜眞紅の蝶〜』、『恐怖体感 呪怨』、『イケニエノヨル』といった複数のWiiソフトでも使われています。不気味で暗いところを照らすドキドキ感は、ホラーゲームにピッタリですな。

 今回、敵のクリーチャーが出現する場面は、氷で閉ざされた悪夢世界(裏世界)のみです。妖怪ぬらりひょんのような化け物(Raw Shocks)がワラワラと湧いて来て、ハリーに抱きつこうとします。「おいおい、ノンケの俺にそんな趣味はないぜ」と訴えても離してくれません。叩いて撃退したくても、物理的な武器が一切ない『シャッタードメモリーズ』では不可能な話です。
 ベッドの下やタンスの中に隠れることもできますが、全くの無意味。あっという間に敵に発見され、引きずり出されて全裸で土下座。証拠の写メールを撮られて万事休すです。悪夢世界(裏世界)が走って逃げるだけの通路になっているのは、正直面白味に欠けていますね。

 ハリーが所持している唯一の“武器”は、PS時代には存在しなかった文明の利器「スマートフォン」です。ケータイ依存症の現代人らしく、何か気になることがあるたびに、ピッピピッピとスマホを弄りまくります。
 謎解きに詰まったら、まずはググる。道に迷ったら、グーグルマップをチェック。これが21世紀のゲームライフの基本です。えっ、とにかくスマホで警察に連絡しろ、ですって? この『サイレントヒル』の世界で、そんな常識が通用するとでも?

心理テスト  家を探索

■ ゲームに関する質問はコナミ(573)に電話を
 本作では、ストーリーの合間に、何回かDr.Kことマイケル・カウフマン先生のカウンセリングを受けることになります(上左画面参照)。おそらく病院で診察を受けた際、「お薬増やしておきますねー」 (チラッ) 「今度カウンセリングも受けましょうねー」と助言されたのでしょう。
 カウフマン先生が出題する心理テストの答え方とゲーム内の行動によって、エンディングが何種類かに分岐します。エンディングで提示される心理分析は意外と当たっている、というか、そう感じるように誘導されるみたいです。通常のエンディングとは別に、シリーズのお楽しみである「UFOエンディング」も用意してありますよ。

 ラストのどんでん返しは、可能性のひとつとしてある程度予想していました。前述の心理テストを受けている主体は誰か、という疑問とつながっています。所々に伏線がちりばめられているので、途中で「もしや・・・」と看破するプレイヤーは多いと思います。
 ネタバレになるので詳しい説明は省略しますが、映画『シ○クス・セ○ス』や『ア○ーズ』と同様のトリックが用いられています。あ、ネタバレしてしまいましたか。

 『シャッタードメモリーズ』は謎解きのアドベンチャー部分を重視した作りになっています。作品のテーマが「戦えない恐怖」ということで、敵クリーチャーと遭遇した場合は逃げ回る以外の手段はありません。
 敵クリーチャーは非常に攻撃的で俊敏です。敵にガッチリと抱きつかれたときは、Wiiリモコンを振って払いのけるシステムになっています。ところが、リモコンを強く振っているとセンサーバーの認識が外れてしまい、体勢を整えるのが困難になります。ここはもう少し上手く調節できなかったのでしょうか。

 それと、心霊現象や心霊写真のたぐいでプレイヤーを驚かせるやり方は、『サイレントヒル』シリーズの世界観とはズレているなぁ、と感じました。『サイレントヒル』の怖さって、異様な雰囲気がもたらす圧迫感ではないですかねぇ。鉄格子の向こう側に、三角頭が佇んでいる、そんなゾクゾクするような局面を期待しているなら、肩透かしを喰らうかもしれません。
 今までのシリーズ作品にはなかった新しいアイディアが盛り込まれている点は○、全体的に恐怖が不足している点は×。総合的に判断すると、「佳作」という評価が妥当な作品でしょう。

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[ 2013/08/15 22:00 ] ゲームレビュー Wii | TB(0) | CM(0)
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