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不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫 (Wii)

タイトル画面
・機種Wii
・メーカーチュンソフト
・ジャンルロールプレイング
・発売日2008年6月5日
・価格6,800円



■ レベル継続+パーティー制に挑んだシレン
 駄作、クソゲー、黒歴史・・・・、Wiiユーザーの『風来のシレン3』(Wii)に対する評価にはかなり手厳しいものがありました。和風ローグライクゲームとしてその名をゲーム史に刻んだ前々作『風来のシレン』(SFC)。絶妙なゲームバランスと豊富なやり込み要素でファンを魅了した前作『風来のシレン2』(N64)。
 チュンソフトは間違いなく『風来のシレン3』で過去の作品を超えてくれる、そんな期待感が発売前には夏の入道雲のように膨らんでいました。それが、どうしてこうなった・・・ (^ω^ )ノ

 『ドラゴンクエスト3』と『風来のシレン3』、同じシリーズ三作目で、どうして差がついたのか・・・・慢心、環境の違い・・・・。いや、チュンソフト自体に慢心があったとは、もちろん思わないんですよ。
 ただ、ナンバリングタイトル以外にも、ゲームボーイで『月影村の怪物』と『砂漠の魔城』、ドリームキャストで『女剣士アスカ見参!』の3作品を出していますし、ここらで新しい展開を見せたいとの思惑があったのでしょう。その結果、『風来のシレン3』に導入された新システムが「レベル継続」と「パーティー制」でした。『Rogue』を普通のRPGにアレンジしようとした試みが、プラス方向に作用しなかったんですね。

 本作の本編シナリオでは、主人公のシレン+仲間の2人を動かすパーティー制を採用しています。旅のお供となるアスカとセンセーは、基本的にNPC扱いでシレンの後を付いて来ます。また、プレイヤー自身で3人全員を動かせるように設定を切り替えることもできます。
 NPC扱いにした場合、仲間の2人は『ジョジョ』のスタンドのように常に真後ろにいるため、装備をはじき飛ばすケンゴウ系モンスターの脅威が増しています。「飛ばすなよ!絶対に飛ばすなよ!」→(パキーン)→「だから飛ばすなと言ったじゃねーか!!」と、高確率でダチョウ倶楽部的なネタシーンが発生します。

 さらに、仲間は壺の中に入れていないアイテムを勝手に使う困り者。ピンチの時まで取っておくべき巻物を読んだり、無意味に杖を振ったりしてくれます。AIの出来があまり良くないんですな。シレン、アスカ、センセーのうち1人でも倒れるとゲームオーバーになるため、仲間の行動をいつも監視する必要があります。手助けしてくれるどころか、邪魔な存在なんですよ。
 前述したように、プレイヤーが3人全員を動かすこともできますが、この場合、いつもの3倍(それ以上)の手間が掛かり、テンポが非常に悪くなってしまいます。ダンジョン内部で3人に別行動を取らせると、確実にゲームの興を削ぐことにつながります。

コッパ      マップ画面

■ プライドを捨てて、イージーモードで遊ぼう!
 チュンソフトの中村光一氏のインタビューによると、レベル継続を導入した理由は、ストーリーを重視して、ダンジョンに特色を持たせる狙いがあったためでした。火のダンジョンや氷のダンジョンを作ろうとすると、当然モンスターも特色のある種類を出すことになります。
 レベル1からスタートする従来の『風来のシレン』だと、1階はマムルやチンタラなどの弱いモンスターで構成することを余儀なくされていました。上昇したレベルを次のダンジョンに持ち越すなら、1階から強いモンスターを出せるという目論見があったです。

 問題視されているのは、レベル継続そのものではなく、レベル継続のシステムに基づいて作られた本編の「細切れダンジョン」だと思います。本編シナリオは5~10F程度の短いダンジョンを段階的にこなしていく形になっていて、ダンジョンの出口で中ボスと戦います。
 初代『風来のシレン』と比較してみると、その単調さは歴然。冒険の旅から連続性が失われてしまいました。アイテムを上手にやり繰りして先に進むローグライクゲームの醍醐味が感じられないのです。

 ボス戦については、キャラクターの位置取りが重要な戦略シミュレーションっぽく仕上げてありました。ボスの特性に合わせて、味方を集合させたり、離散させたり、色々と戦略性を持たせたいと考えたのでしょう。
 しかし、ボスキャラのHPは200~500と少なく、鍛えた武器で袋叩きにした方が手っ取り早く倒せます。どうもこのあたり、開発者のアイディアを上手く実現できなかったみたいなんですよね。開発当初は、ボスの弱点を突く頭脳プレイを想定していたのかな?

 全体的に低調な本編シナリオを辛抱してクリアすると、新章の追加ダンジョンが解放されます。ここからやり込み要素が多くなり、楽しさが格段にアップしますね。仲間を外してシレン1人でも冒険が可能になります。「本編はイマイチだったけど、ゲームを進めてみると意外と悪くないんじゃないの?」というユーザーの意見を多く耳にしました。
 歴代のシリーズ作品が95点以上の傑作・秀作ぞろいだとすれば、『風来のシレン3』はゲームバランスを含めて75点くらいの佳作だと思います。バッシングを浴びるほど酷い出来ではない、というのが個人的な感想です。ただし、下記の注意点を守ることが前提になります

 ゲームスタート時に選択する難易度の「イージー」又は「ノーマル」。本作はイージーモードでプレイすることを強くお勧めします。イージーモードはリセットしてもダンジョンに入る前の状態からやり直すことが可能です。COMが操作する仲間のおバカな行動も笑って見ていられます。
 イージーとノーマルの違いは、イージーはスタート時に旅立ち用のアイテム(復活の草×5個)をあらかじめ持っていること。これ以外のゲーム内容は両者まったく同じです。それとイージーの場合、セーブファイルに「」マークが付くだけです。
 ゲームを再開するたびに、チュンソフトから「まさか古参のシレンジャーがイージーモードで遊んでないよね?」と挑発されているようですが、気にしないでください。凡ミスをして鍛えた装備品をすべて失い、立て直しのために長時間の作業をやらされることを想像すると、ドM仕様のノーマルを選ぶ義務はないかと・・・・

アスカ      モンスターハウス

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[ 2013/02/09 22:00 ] ゲームレビュー Wii | TB(0) | CM(0)
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