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スペランカーII 勇者への挑戦 (FC)

タイトル画面
・機種ファミコン
・メーカーアイレム
・ジャンルアクション
・発売日1987年9月18日
・価格5,300円



■ 前作から大きく模様替え アドベンチャー要素を追加
 結果的に超有名作となってしまった前作『スペランカー』と比べて、知名度も低ければ評価も低い踏んだり蹴ったりの作品が、今日紹介する『スペランカーII 勇者への挑戦』です。なお、副題は「ゆうしゃ」ではなく「ゆうじゃ」と読むので注意してください。
 某ゲーム雑誌に掲載されていた広告写真の出来が良かったせいか、発売直前の期待度は高かったと思います。多彩なシーンの画像から、「おっ、パート2はアドベンチャー要素が追加されたのか」とワクワクしたんですけどね・・・・。
 けれども買った人の評判がすこぶる悪く、膨らんだ風船が急に萎むようにすぐに話題にも上らなくなりました。私自身も何か地雷臭を嗅ぎ取ったのか、そのときはカセットを買いませんでした。

 プレイヤーは、操作する主人公を「探検家」、「聖職者」、「エスパー」の3人から自由に選べますが、これが最初の大きなトラップだと思います。十中八九、みんな「探検家」でスタートしますよね、普通。体力が多くて、初期アイテムの数も多くて、いかにもバランスが取れたキャラクターに見えますもの。
 だけど、この探検家が一番使えないキャラクターなんですよ。明らかに力関係は「聖職者>エスパー>探検家」となっていて、探検家をあえて選ぶ理由はありません。聖職者はアイテムの「ロザリオ」がなくても杖でアンデッドを叩けますし、ボスに大ダメージを与える魔法を使えるので、便利なキャラクターです。

 おそらく、このゲームを前作以上のクソゲー又は駄ゲーと吹聴している人たちは、最初に探検家でプレイしてみて、バランスの悪さに閉口して早々と投げてしまったのだと思います。実はそこまで酷い作品ではないんですよ。攻略法とコツが分かればクリアも可能ですし、現在では私個人はなかなか楽しく遊べるゲームだという評価をしています。

鹿にはやさしく      洞窟内部

■ 『グーニーズ』を意識し、そして妥協した残念ゲー
 このゲームでプレイヤーがいちばん戸惑うことと言えば、「徳(virtue)」システムでしょう。徳は敵ではない「鹿」を殺したり、死んだ冒険者たちの遺体の近くにある「遺書(ヒント)」を読んだりすると減ってしまいます(遺体を荒らしたということなんでしょうか?)。
 ほかのザコ敵を倒すことで徳を積むことができますが、このメーターが低いときに穴に落ちた場合、閻魔大王(?)に許してもらえずに、そのままゲームオーバーとなります(下右画面参照)。その他進行上で不都合なことが2~3つあり、体力以外にも徳の値に気をつけなければなりません。人気RPGの『ウルティマ』から引っ張ってきたと思われる妙なシステムですね。これはやや蛇足感が強いです。

 『スペランカー』と『スペランカーII』の間に、アクションアドベンチャーのお手本のような『グーニーズ』と『グーニーズ2 フラッテリー最後の挑戦』(ともにコナミ)が発売されています。ゲーム内容から言っても(そして副題にしても)、アイレムさんがこの『グーニーズ』を参考にしたことは間違いありません。
 しかし『スーパーマリオ』を真似した数多くの亜流ゲームが、ただの駄ゲーに成り下がっているように、この『スペランカーII』も結局は『グーニーズ』の二番煎じに終わっています。操作性の面で『グーニーズ』に劣っているので、残念ながらこういった負の印象は拭えないですね。
 プレイヤーの先を行く「謎の少年」の存在、徳の高さに応じたマルチエンディングなど、キラリと光る部分もあるだけに、『グーニーズ』を超えられなかった意欲作という評価に落ち着いてしまうのでしょうか。

ボス戦      閻魔様

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