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メガドライブパーフェクトカタログ

表紙

前田尋之『メガドライブパーフェクトカタログ』(ジーウォーク)

■ まさにパーフェクトなカタログ本!
 メガドライブ関連の全ハードと全ソフトを紹介した『メガドライブパーフェクトカタログ』が、先月の29日に発売された。B5判型の大判サイズの書籍で、オールカラーという贅沢な作りになっている。メガドライブカタログ本の“決定版”と言っていいだろう。
 2015年に増補改訂版が刊行された『メガドライブ大全』は、レビューの文章がおちゃらけた感じなので、それが気に入らないという人にオススメしたい。

 セガは任天堂のファミコンが発売された同じ日(1983年7月15日)に、家庭用ゲーム機のSG-1000を発売。翌年にマイナーチェンジ版のSG-1000IIを、さらに翌年の1985年にセガ・マークIIIを発売するが、圧倒的な人気を誇るファミコンの前では存在感が薄かった。
 1987年10月にファミコンのライバル機となるPCエンジンが登場し、セガは2つのマシンに対抗して、1年後の1988年10月に16ビットのCPUを搭載したメガドライブを誕生させた。いわゆる「ゲームハード三国時代」の到来である。

 メガドライブは1990年11月に発売されたスーパーファミコン(ファミコンの後継機)と性能面で比較されることが多い。同じ16ビットのゲーム機でありながら、メガドライブとスーパーファミコンは設計思想が大きく異なっている。
 メガドライブはCPUの処理速度を重視していて、アクションゲームやシューティングゲームが得意である。しかし同時発色数は512色中64色と少なく、グラフィック面で見劣りする。FM音源搭載で音質はややチープ。
 スーパーファミコンは表示色数、同時発色数ともに多く、グラフィックは鮮やか。PCM音源搭載で音質もメガドライブより上。しかしCPUの性能が低いため、シューティングゲームは劣化移植作品が多かった。シミュレーションゲームも苦手。ロールプレイングゲームが非常に多いのはこのためである。それぞれ一長一短があり、どちらが優れたマシンであるかは好みの問題だと思う。

 メガドライブソフトで私が一番印象に残っている作品は、カプコンの『大魔界村』である。この『大魔界村』はメガドライブとPCエンジンに移植されたが、スーパーファミコンには移植されなかった。カプコンは実におたんこなすである。
 えっ? スーパーファミコンには『超魔界村』があるじゃないかって?  『超魔界村』はアーサーの動きがモッサリしているところがねぇ……

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PCエンジンコンプリートガイド

表紙

レトロゲーム愛好会『PCエンジンコンプリートガイド』(主婦の友社)

■ PCエンジンの歴史がこの一冊の中に!
 ファミコンを凌ぐ性能を持ち、アーケードゲームを好むコアゲーマー層から熱い支持を得たPCエンジン。本書はそのPCエンジンの全ソフトを掲載したカタログ本である。ファミコンソフトやメガドライブソフトのカタログ本はすでに出版されているが、PCエンジンソフトのカタログ本は、(本格的なものとしては)これが初めての出版ではないだろうか。HuCARD とCD-ROM の2種類のソフトの写真がバッチリ載っていて、レトロゲームファンなら興奮すること間違いナシだ!

 PCエンジンが発売された1987年の頃は、家庭用ゲーム機のゲームとアーケードのゲームにはグラフィック面において大きな格差があった。アーケードゲームを自宅で思う存分遊びたいと、ゲーマーたちは日々悶々としていたのだ。
 ファミコンには数多くのアーケードゲームが移植されていたが、そのほとんどがファミコン本体の性能に合わせて劣化していた。キャラクターが小さくなり、色数が減り、敵の数が減り、BGMが貧弱になり、その惨状はとても正視できるものではなかった。劣化移植作品をつかまされて嗚咽を漏らしたゲームファンは日本に何十万人といただろう。

 だが1988年3月に発売されたPCエンジン版の『R-TYPE』はゲームファンの度肝を抜いた。アーケードの人気シューティングゲームが、驚異のグラフィック力によって再現されていたのだ。私はボスキャラのドブケラドプスの迫力に圧倒され、「任天堂なんてダッセーよな」、「PCエンジンのほうが面白いよな」と叫びたくなってしまった。

 アーケードゲーム至上主義者の私は、ナムコが積極的に自社のアーケードゲームをPCエンジンに移植していたことに心を動かされたが、次々と周辺機器や新型機が発売されたため本体を購入するタイミングを逸してしまった。
 最終形態のPCエンジンDuo-RXが発売されたのは、初代プレイステーション発売の半年前。さすがのPCエンジンも、32ビット機のプレステにはかなわない。PCエンジンの後継機PC-FXをギャルゲー専用機にしたのは誰だあっ!!

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非売品ゲームソフト ガイドブック

表紙

じろのすけ『非売品ゲームソフト ガイドブック』(ゲームラボ選書)

■ 知られざるレアソフトの世界
 ゲームソフトを集めていると、どうしても気になるのが「非売品」のレアソフト。中古品を扱っているゲームショップで、ガラスケースの中にこれ見よがしに飾ってある“お宝”だ。
 非売品ソフトとは、雑誌の懸賞品、ゲーム大会の記念品、企業が配ったプレゼント品など、一般には販売されなかったゲームソフトのことである。当然ながら流通本数は少なく、ネットオークションでは数十万円の値段が付くものまである。所有しているとちょっとばかり自慢できるかもしれない。

 本書はファミコン、スーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジン、プレイステーションなどの、各ゲーム機の非売品ソフトを写真付きで紹介している。パッケージと中身の写真のみでゲーム画面は載っていないものの、カタログとしての価値は高い。今までありそうでなかった本である。
 私はファミコンとスーパーファミコンの非売品ソフトについてはだいたい知っているが、その他の機種の非売品ソフトについては詳しくないので、非常に参考になった。

 といっても、スマホが普及した現在では、リサイクルショップでこれらの商品を安く手に入れる機会など皆無であり、「あ~、こういうレアソフトもあるんだなぁ」としんみり鑑賞するだけである。
 私はレトロフリークを購入した後、PCエンジンのHuカードのソフトが欲しくなり、中古ショップを回ってみた。しかしめぼしい商品はほとんど発見できなかった。どうやら円安時代になって、外国人にあらかた狩られてしまったらしい。
 悲しい。(´・_・`)

 ちなみに、ゲーム芸人のフジタさんは、600本限定の『タッグチームプロレスリング スペシャル』(箱・説明書付き)を持っていたが、番組で自宅を撮影した後にソフトが消えていたそうだ。借パクした奴は誰だよw

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ファミコンコンプリートガイド

表紙

山崎功『ファミコンコンプリートガイド』(主婦の友社)

■ ファミコンの全てがここに!!
 レトロ風ゲーム機「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が発売されたことによって、ファミコンへの注目度が急上昇している今日この頃、まさにタイムリーなゲームカタログ本が刊行された。カートリッジとパッケージの写真付きで、ファミコン用ソフトとして発売された全1252本のゲームソフトを紹介している。「素晴らしい」の一言である。

 ファミコン、ディスクシステム、その他周辺機器の写真を、オールカラーで掲載! 圧巻の全320ページ! これだけ内容が充実していれば、2300円(+消費税)の本体価格も決して高くないだろう。「いやいや、たけーよ」とおっしゃる人は、そもそもターゲット層ではない。買って本棚に飾っておく、ファミコン好きの人間にとってはそれだけで価値がある本なのである。

 パッケージ写真の紙箱が擦り切れていたり、値札シールが付いたまま撮影されたパッケージ写真も少々あったが、特に目くじらを立てることではないと思う。無理に紙箱から値札シールを剥がそうとすると、取り返しのつかない事態になる可能性があるからね(コレクター目線)。

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週刊少年ジャンプ秘録! ! ファミコン神拳! ! !

表紙

「ファミコン神拳」伝承委員会・編『週刊少年ジャンプ秘録! ! ファミコン神拳! ! !』(ホーム社)

■ あたたたた! お前はすでにハマっている!
 1980年代に『週刊少年ジャンプ』で不定期連載されていたゲーム特集記事「ファミコン神拳」。ゆう帝(堀井雄二)、ミヤ王(宮岡寛)、キム皇(木村初)ら、伝説のファミコン神拳伝承者たちが作り上げた連載記事がここに大復活!!
 奥義袋とじ完全収録、あたたゲーム採点、伝承者インタビューなど、ファミコン世代どストライクの読み物がてんこ盛り! こいつは熱い! とてつもないゲーム愛を感じるぜ!!

 『スーパーマリオブラザーズ』の無限1UPの奥義(裏技)が、「ファミコン神拳」に掲載されていたのを、本書を読んで思い出した。ワールド3-1のゴール前の階段で、ノコノコを連続で踏む超有名なマリオ増殖技だ。この裏技を日本中に広めたのは「ファミコン神拳」で間違いないだろう。
 ただ、この裏技を初めて紹介したのが「ファミコン神拳」だったかは確証を持てない。この記事が出る前からすでに知っていたような気がするのだが、……うう、記憶が定かではない(泣)。

 ゆう帝たちのゲーム対する情熱は、他社のゲームを評価する「あたた独断採点拳」を見れば一目瞭然である。かなりの辛口レビューなのだ。悪いところは悪いとハッキリ指摘する。まったく遠慮がない。
 たとえば、任天堂の『メトロイド』について、ゆう帝はこう述べている。「エネルギーをいっぺんに回復できる場所が欲しかった」――そうだそうだ、なぜゲームを再開したときに、ザコ狩りに2、30分も費やしてエネルギーを満タンにしなければならないのだ。煩わしいだけじゃないか! 子供たちが感じた疑問を代弁してくれたゆう帝よ、本当に……本当に……「ありがとう」……。それしか言う言葉が見つからない……。

 ところが、『ファミコン神拳奥義大全書 特別編 キム皇のファミコン110番』に掲載されたコラムを読んで、私は目を疑った。キム皇は自力で『ウィザードリィII』のキャラクターを高レベルに育てたのに、ゆう帝はチートツールを使ってデータを書き換えしているというのだ。「なにぃ!? ゆう帝(=堀井さん)はチーターかよ! 汚い奴だな!
 この暴露のせいで、堀井さんに対する信頼が著しく低下したことを、ここで告白しておこうと思う(笑)。

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ファミコン攻略本ミュージアム1000

表紙

松原圭吾 編著『ファミコン攻略本ミュージアム1000』(GAMESIDE BOOKS)

■ ファミコン攻略本は冒険のお供だ!
 1000冊以上のファミコンゲーム攻略本を紹介した、前人未到・斬新奇抜・空前絶後のレビュー本! 徳間書店、ケイブンシャ、双葉社などから発売されていた攻略本を、出版社別・シリーズ別にまとめている。オールドゲーマー垂涎のカタログ本である。

 もちろん表紙の画像と簡単な紹介文のみで、一冊一冊詳しい内容を紹介しているわけではないが、あまりの懐かしさに過去にタイムスリップしたかのような気分になってしまった。ページに穴が空くまで、小口が手垢で汚れるまで何度も読み返した、愛しの攻略本の記憶が甦ってくる。

 そうそう、『スペランカー完全攻略本』には、無敵技の存在をほのめかす記述があった! このせいで『ファミリーコンピュータマガジン』に掲載されたウソテクにまんまと騙されてしまったのだ! どちらも徳間書店の本じゃないか! なんというマッチポンプ(笑)。

 高橋名人がゲーム道を語った本『ファミコン戦士に告ぐ 名人はキミだ!』も愛読していたなあ~。「裏ワザ本に頼ってはいけない」――これが高橋名人からの熱いメッセージだった。インターネットの攻略サイトに頼りっぱなしの今の私は、完全に道を踏み外してしまったよ・・・・・・ (´・ω・`)

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メガドライブ大全 増補改訂版

表紙

多根清史、原田勝彦、志田英邦、箭本進一その他『メガドライブ大全 増補改訂版』(太田出版)

■ メガドライバーの聖典が復活!
 さて先日、表面が黒光りしている物体がアマゾンから届いた。国内で発売されたメガドライブソフト全554本を紹介した、メガドライバーの聖典『メガドライブ大全』である。金箔をあしらった「16-BIT」の文字が神々しい。
 旧版の『メガドライブ大全』は古本価格が高騰していたため、入手しづらい状況が続いていた。だが、今回めでたく「増補改訂版」の刊行と相成った。せどらー涙目である。この機会を逃す手はない。

 1ページ1ページじっくりと鑑賞したいところではあるが、ビニールで綺麗に包装してある。このまま開封せずに、50年ぐらい蔵に保存しようかと考えている。半世紀後には再びプレミア価格が付いているだろう。見るんじゃない、感じるんだ。

 アマゾンのカスタマーレビューを見てみると、「ソフトの紹介文に愛を感じない」との不満が渦巻いていた。確かに思い入れがあるゲームを面白半分に貶されたり茶化されたりすると、ついムッとしてしまう。「一つのゲームを作るのにどれだけの時間と労力がかかると思っておるのか! 貴様それでもゲーマーか!!」

 ライターの人たちを擁護するなら、彼らは悪意を込めて文章を書いているわけではないと思う。面白い言い回しを書こうとして、ただ滑っているだけである。
 かくいう私もこのブログで滑りまくっている。この記事でも読む人を笑わせようとして、「金箔」などとくだらないことを書いている。後で記事を読み直してみると、誤字・脱字の多さに我ながら呆れる。

 書き手がダンディ坂野か猫ひろしだと思えば、特に腹は立たない。滑って当然であるからだ。ウケなくてもいい、元気があればそれでいい。それに、あなたがセガファンなら、自虐は慣れっこじゃないか。

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家庭用ゲーム機コンプリートガイド

表紙

山崎功『家庭用ゲーム機コンプリートガイド』(主婦の友社)

■ 永久保存版のゲーム資料集
 1972年に発売されたマグナボックス社の「ODYSSEY」から、ようやく日本での発売が決定したマイクロソフト社の「Xbox One」まで、歴代の家庭用ゲーム機を一堂に取り揃えたゲームファン必見の究極ガイドブック! 本書は昨年7月に刊行された『携帯型ゲーム機コンプリートガイド』の姉妹本である。本体カラー写真と主要ソフトのスクリーンショットが、読者のゲーム魂に火をつけること間違いない。

 最近ゲームがつまらない、ハマらない。スマホ全盛で家庭用ゲーム機は全滅。そんな噂が飛び交ってるけど、それはソフトのせいじゃない。ハードに限界があったからだ。
 アーケード版の『ゼビウス』や『ドルアーガの塔』を、ほぼそのままの形で移植できたのはファミコンの力。『バーチャファイター2』や『デイトナUSA』を、家で遊べるようにしたのはセガサターンの力だった。ハードが進化すれば、ゲームの世界はゲーマーの理想に近づいていく。現実と仮想の区別がつかないバーチャルリアリティの世界がやって来るのも遠い未来の話ではないだろう。

 そんなわけで、ゲームカタログ本に目がない人にオススメの一冊。撮り下ろしの本体写真は綺麗で見応えがあった。さらに、同じ売り場にあった『家庭用ゲーム機興亡史』も買ってみた。こちらは家庭用ゲーム機の変遷を文章で綴ったものである。
 SONYが試作したスーパーファミコンのCD-ROM機「プレイステーション」を任天堂が蹴った時点から、ゲームの歴史は大きく動いたのである。ゲーム業界の「天下三分の計」はいったい誰が画策しているのだろうか?

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超実録裏話 ファミマガ

表紙表紙

山本直人『超実録裏話 ファミマガ 創刊26年目に明かされる制作秘話集』(徳間書店)
山本直人『超実録裏話 ファミマガ〈2〉 弟雑誌続々創刊のスーパー秘話集第2弾』(徳間書店)

■ ついに明かされた100万部雑誌の真実!
 ファミコン少年・ファミコン少女のバイブル的存在だったファミコン専門誌『ファミリーコンピュータマガジン』。インターネットがまだ無かった時代、新作ゲームやゲームの攻略・裏技などの情報は、もっぱら『ファミマガ』のような紙媒体から得ていたのだ。
 特に『ファミマガ』は付録の攻略小冊子が豪華だった。虎の巻の「RPG攻略大全」を見ながら、『ゼルダの伝説』や『ウィザードリィ』をクリアした人は多いのではないだろうか。

 『超実録裏話 ファミマガ』は、ファミマガ編集部の裏話を満載した制作秘話集である。ゲームのスクリーンショットひとつ撮るにも苦労した、当時の編集現場の慌ただしさを感じることができる。縮小コピーで少し見にくいかもしれないが、誌面の画像をたくさん掲載していて、懐かしくなること請け合いだ。

 そして巻末の「ウソ技(ウソテク)データベース」は必見。1996年6月28日号のラストのウソ技までバッチリ収録している。雑誌後期のウソ技はインターネットでも紹介しているサイトが見あたらず、以前から確認したいと思っていた。この2冊は永久保存にしておこう。
 「実際に可能なら、隠し要素にはしないだろうw」とツッコミを入れたウソ技(『ファイナルファイト』の2人同時プレイ)、続編で本当のウル技になったウソ技(『ファイアーエムブレム』の斧イベント)、ウソだと薄々気づきながらも何度も試したウソ技(『スペランカー』の無敵技)・・・・、 嗚呼、ウソ技に栄光あれ!

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超絶大技林 2011年秋完全全機種版

表紙

金田一技彦 監修『全件検索可能CD-ROMデータベース付き 超絶大技林 2011年秋完全全機種版』(徳間書店)

■ 来た、見た、買った ゲーム20699本、ウル技23629技収録!
 ちょっと凄いゲーム本が発売された。家庭用ゲームソフトの裏技を満載した『大技林』(『広技苑』の前身)が、最新ゲーム機ソフトの情報を加えて、12年ぶりに大復刊したのだ。書店に平積みされていた超分厚い物体が目に入ったので、素早く購入。パソコン上で全件検索可能なCD-ROMが付録として添付してある。1800ページを超えるゲームカタログ本は、将来稀少価値が出るだろう。

 ふにゃふにゃとした黄色の『タウンページ』と比べて、堂々とした黄金色の立方体は分子構造が緻密で固い。凶器度では本家『大辞林』にやや引けを取るが、それでも確実に獲物を仕留める鈍器になり得る。防弾チョッキとして服の中に入れておけば、弾丸を喰らっても貫通を防ぐことができるだろう。枕カバーに入れて一晩共にすれば、きっと美しい「ゲー夢」を体験するのではないだろうか。

 「今はインターネットの攻略サイトがあるから、そんな置き場所に困る本なんていらねーよ ( ´,_ゝ`)プッ 」、なんてことを口走る不届き者がいることは承知している。事実、昔の『大技林』(『広技苑』)を収蔵している私も、ゲームの裏技を確認するときはもっぱらネットを多用しているのが実情だ。
 しかし、攻略サイトは予告なしに閉鎖されることが多い。ネットの情報は流動的で、意外と脆い側面がある。情報を長期間保存する目的においては、デジタル機器が普及した現在でも紙媒体の本に優るものはないと思う。レトロゲームファンなら、売り切れる前に1冊は確保しておきたいところだ。

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プロフィール

udontaro

Author:udontaro
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ども、ブログ管理人のうどん太郎です。
主にレトロゲームのレビューと関連ゲーム動画の紹介をしています。

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