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ゲームセンターCX 有野の挑戦状2 (DS)

パッケージ画像 
・機種ニンテンドーDS
・メーカーバンダイナムコ
・ジャンルバラエティ
・発売日2009年2月26日
・価格4,800円



■ 2匹目のドジョウ狙いか、さらなるパワーアップ作品か
 オリジナルレトロゲームというコンセプトが好評だった前作『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』(DS)。バンナム上層部の非情な予想を大きく上回る10万本以上の売り上げを記録しました。そこで当然出てくるのが続編のお誘いです。
 『ゲームセンターCX 有野の挑戦状2』(DS)では、前作になかったジャンルのゲームが追加されました。番組スタッフや開発スタッフの間で新しいアイデアが浮かんでいたのでしょう。格闘アクションの「無敵拳カンフー」、テキストアドベンチャーの「課長は名探偵」、落ち物パズルの「トリオトス」など、バラエティ豊かなラインナップです。収録ゲーム数は全14本+αの大増量。発売前から「パート2は気合いを入れて作っているな」と期待していました。
 前作はややボリューム不足であったため、2作品を統合すると完全版『有野の挑戦状』になりそうな感じがします。

 第1作目で成仏できなかった魔王アリーノーによって、再び1980年代にタイムスリップさせられたプレイヤー。今回も有野少年の家に居候をして、アリーノーから出題されるレトロゲームの課題をクリアしていきます。有野少年のボイスの種類も大幅に増え、ゲームの状況に応じた愉快なセリフを喋ってくれます。集中したいときは、有野ボイスを設定でOFFにすることもできます。

 『有野の挑戦状2』では、ファミコンを模した「GAME COMPUTER」だけではなく、スーパーファミコンにそっくりな「SUPER GAME COMPUTER」と、ゲームボーイ及びゲームボーイカラーをオマージュした携帯ゲーム機の「GAME COMPUTER mini」が登場します。課題をクリアしていくと、遊べるゲームソフトと共に新しいゲーム機も増えるということです。現実のゲームの歴史を忠実になぞっていて、プレイ中はニヤニヤ感が止まりませんでした。
 さらに追加要素として、有野少年宅以外に、「わくわくボーイ」というゲームショップに行くことができます(ゲームチェーン店の「わんぱくこぞう」又は「トップボーイ」のパロディでしょうか)。そこには前作でプレイできたゲームの限定版が置いてあり、実際に遊ぶことが可能です。最近、本家わんぱくこぞうの閉店が多いので、何だかしんみりとした気分になりました(悲)。小さなゲームショップはこれからも大事にしないといけませんねぇ。


■ 「ウィズマン」と「トリオトスDX」をプレイするだけでも買う価値はある
 それでは収録タイトルについて、1作ずつかいつまんで感想を書いていきましょう。各ゲームにつき、取扱説明書とゲームファンマガジンの攻略情報が読めるのも前作と同様です。

●「ウィズマン」(発売:1984年10月5日)
 TOMATO開発のドットイートアクション。赤と青の2種類のドット(クリスタル)があり、それぞれ赤いロッドと青いロッドを持った状態でしか取れない。『パックマン』と『デビルワールド』をミックスしたような優良ゲーム。全32ステージ。
 マジカルロッドがあれば、赤と青両方のクリスタルを取れるが、各フロアによって出現条件が違う。このあたりは『ドルアーガの塔』の影響も感じる。

●「無敵拳カンフー」(発売:1985年6月21日)
 東洋文化に感化された外国人が開発した左スクロールの格闘アクション。開発はHARAKIRI(笑)。セガのゲーム機をモチーフにしたENTER-M2000で遊べる。『カラテカ』と『スパルタンX』の良い部分を合わせたような爽快アクション。連続技も使える。

●「デーモンリターンズ」(発売:1986年9月26日)
 『スーパーマリオブラザーズ』をベースに、『魔界村』風の味付けをした横スクロールジャンプアクション。回転させた敵の上に乗る「デビルライド」が新鮮。及第点以上の出来で、実際にファミコンソフトとして発売されていたら人気が出たかもしれない。

●「スーパーデーモンリターンズ」(発売:1992年9月27日)
 「デーモンリターンズ」の続編。16bitの新機種SUPER GAME COMPUTERにプラットフォームを変え、グラフィック・音楽・操作性すべてがパワーアップした。開発は前作と同じDEGOICHI。

●「課長は名探偵 前編・後編」(発売:1987年4月2日、6月27日)
 ディスクシステムで出た『ファミコン探偵倶楽部』のような推理物を、自社の『さんまの名探偵』風にアレンジした軽妙タッチのテキストアドベンチャー。開発はNINTENDOをもじったIROHANIDO。番組スタッフ総出演で、関係者が羨ましくなった。

●「ガンデュエル」(発売:1987年5月25日)
 「コズミックゲート」と「スタープリンス」を出したTOMATOの本格シューティング。元ネタはおそらくコンパイル製の『ガンナック』(FC)。7種類の武器を臨機応変に切り替えて敵を粉砕する。連射機能搭載。2人同時プレイで有野少年と一緒に遊べる。

●「トリオトス」(発売:1989年6月14日)
 モノクロのGAME COMPUTER mini用ソフト。『テトリス』と『コラムス』を融合させた落ち物パズルゲーム。シンプルだが大逆転を有した奥の深いシステムが採用されていて、かなり面白い。パロディゲームのレベルを超えた秀作。開発は「からくり忍者 ハグルマン」のGEARSで、「ハグルマン」のキャラクターが登場する。
 わくわくボーイの試遊台でプレイできるSGC版の『トリオトスDX』は、BGMも良くて私のお気に入り作品である。ノーコンティニューで7人目のハグルマンを倒すと、隠しボスのハグルマンレディが出現する。

●「ガディアクエストサーガ 光」(発売:1991年12月13日)
 カラーになったGAME COMPUTER mini color用ソフト。携帯ゲーム機に移植された人気RPGシリーズ。外伝っぽいタイトルだが、内容はいつも通り安定感がある。

 ストーリーモードの中で遊べる上記のゲーム以外に、ゲートレツール「くぐれ!ギリジャンMAX」というゲーム&ウオッチ風のトレーニングゲームが付いています。強制スクロールのステージを、穴に落ちないようにジャンプして進んでいくアクションです。有野課長発案のミニゲームだとか。100000点を超えると「社長」の格付がもらえます。
 このように、ゲームの種類が豊富でサービス満点の第2作目に仕上がっています。どのゲームも丁寧に作られているので、買って損はないと思いますよ。もし第3作目を出すなら、次はスポーツ物を入れて欲しいですね。コナミの『ハイパーオリンピック』なんか、課題向きのゲームではないでしょうか。

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ゲームセンターCX 有野の挑戦状 (DS)

パッケージ画像 
・機種ニンテンドーDS
・メーカーバンダイナムコ
・ジャンルバラエティ
・発売日2007年11月15日
・価格4,800円



■ 人気ゲーム番組から生まれたオリジナルレトロゲーム集
 フジテレビの人気ゲーム番組『ゲームセンターCX』から誕生したゲームソフト『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』(DS)。実在のファミコンソフトを模したオリジナル作品がいくつも収録されています。いわばレトロゲームの「パロディゲーム集」であり、昔ファミコンで遊んだ経験がある人なら、懐かしいと感じるものばかりです。今日はその第1弾について少し感想を書きたいと思います。
 デジタルカメラで試しにDSのスクリーンショットを撮ってみましたが、あまり綺麗に写らなかったので、今回は文章のみのレビューになりました。どうかご了承ください。

 ゲーム冒頭でプレイヤーは、有野課長の無念の想いが実体化した「魔王アリーノー」によって、ファミコン全盛期の1980年代に飛ばされてしまいます。そこは現実とは少し違うパラレルワールドです。ファミコンによく似たゲーム機(GAME COMPUTER)があり、ファミコンソフトによく似たゲームソフトが発売されていました。少年時代の有野課長と一緒に、あの時代の濃密な空気を再体験できます。
 DSの上画面には選択したゲームの画面が表示され、下画面には部屋でプレイヤーの分身と有野少年がくつろいでいる様子が表示されます。畳敷きの部屋にブラウン管のテレビが置いてあり、まさに昭和の雰囲気が表現されています。隣にいる有野少年のとぼけた声を聞いていると、親しい友達の家でゲームをした楽しい記憶が甦ってきました。

 最初にプレイできるゲームは、架空のゲーム会社TOMATOが開発した「コズミックゲート」です。自社の『ギャラクシアン』を髣髴とさせるシンプルなシューティングゲームです。魔王アリーノーから出題されるチュートリアルを兼ねた課題をクリアしていくと、次々と新しいゲームがプレイできるようになります。
 『ギャラクシアン』から『スターソルジャー』へとゲームが進化したように、ここでも同じようなゲームの進化に立ち会うことができます。発売されるゲームがどれも新鮮に見えたファミコン時代を見事に再現していますね。各ゲームには小冊子風の取扱説明書が付いていて、芸が細かいです。

 有野少年が買ってきてくれるゲーム雑誌『ゲームファンマガジン』(『ファミマガ』のパロディ?)には、ゲームの攻略・裏技情報が載っています。それを参考にして無敵技やステージセレクト技を入力すれば、楽々クリアも可能です。


■ 80年代のレトロゲームとゲームライフを満喫
 『有野の挑戦状』で遊べるゲーム内ゲームは、次の8作品です(発売日はこのゲームでの設定)。内訳はシューティングゲーム2作品、アクションゲーム3作品、レースゲーム2作品、ロールプレイングゲーム1作品となっています。

●「コズミックゲート」(発売:1984年11月8日)
 『ギャラクシアン』をベースにした1画面固定型シューティング。それにパワーアップアイテムやワープゾーンが追加されている。隕石が降ってくる縦スクロールのボーナスステージもある。

●「スタープリンス」(発売:1986年6月3日)
 コズミックゲートを出したTOMATOの作品。ハドソンの『スターソルジャー』風の縦スクロールシューティング。全4面で2周制。ボーナスキャラを連射で破壊すれば、気分はもう高橋永世名人!?

●「からくり忍者 ハグルマン」(発売:1985年9月13日)
 GEARS製作のコミカル忍者アクションゲーム。ジャレコの『忍者じゃじゃ丸くん』のパクリゲームだが、現在のジャレコから文句が出ることはまずないと思われる。忍者のハグルマン他、多彩なキャラクターが魅力。

●「からくり忍者 ハグルマン2」(発売:1986年12月10日)
 ゲームシステムはそのままに、前作をさらにグレードアップさせた続編。同GEARS製作。パート1で登場したキャラクターたちは健在。

●「からくり忍者 ハグルマン3」(発売:1989年7月21日)
 コミカルタッチからシリアスタッチへと大きく内容を変えた第3弾。元ネタは言わずと知れたテクモの『忍者龍剣伝』である。実際のゲームシステムは『忍者龍剣伝』ではなく、探索型の『悪魔城ドラキュラ』に近い。

●「ラリーキング」(発売:1985年11月21日)
 SimpleSoft製作。ナムコの『ファミリーサーキット』に似た見下ろし型のレースゲーム。ドリフト後にスピードが爆発的にアップする「ドリフトブースト」が特徴的。慣れないと操作が難しく、ユーザーの間ではいちばん評判が悪かった。

●「ラリーキングSP」(発売:一般販売なし)
 食品会社の井の吉製麺が協賛した「カップとりラーメン」バージョンの非売品ソフト。ゲームのジャンルは異なるが、『グラディウス( アルキメンデス版)』のパロディだと思われる。通常版よりもコースが難しくなっている。

●「ガディアクエスト 異界の王の宴」(発売:1987年9月11日)
 男・女・女の3人パーティーのRPG。『ドラゴンクエストII』の模倣ゲームだが、パロディゲームにしては意外と作り込んである。ガディアと呼ばれる守護者が付き、戦闘をサポートしてくれる。

 以上が、このソフトで遊べるゲームです。TV番組の企画作品にしては、どのゲームもそつが無く作られていて感心しました。お手軽なミニゲーム集にしないで、ファミコンゲームの再現を目指したところが高く評価できますね。本物のファミコンソフトよりも少しボリューム不足なのが惜しいです。

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主にレトロゲームのレビューと関連ゲーム動画の紹介をしています。

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